ブログ

東ガスが家電販売 電力契約拡大へ省エネ総合提案 冷蔵庫など200店舗で

東ガスが家電販売 電力契約拡大へ省エネ総合提案
冷蔵庫など200店舗で

http://www.nikkei.com/article/DGXKZO02608980Q6A520C1TI5000/

***

 

東京ガスは今秋から家電の販売を本格的に始める。冷蔵庫や洗濯機など大型商品を約200店ある系列のガス器具販売店で扱う。4月の電力小売り全面自由化をうけ、電力各社や参入企業は料金やサービスを競っている。東ガスは割安な電気とセットにした省エネを提案して消費者の需要を取り込む。保守や工事で培った営業力も生かし新たな事業を拡大する。

画像の拡大

関東を中心に約200店あるガス器具販売店「東京ガスライフバル」のほぼ全店で大型家電の販売を始める。標準的な店舗で面積は100平方メートル以上ある。これまではコンロや家庭用燃料電池「エネファーム」といったガス関連の器具を扱っていた。店内に代表的な家電を展示するほか、東ガスが得意とする戸別訪問による営業活動を通じて販売する。

家電量販店のような最低価格を保証するような販売はせず、比較的価格が安定しているファミリー向けの高級機種などを中心に品ぞろえする。ガス器具の保安で培ってきた販売後のアフターケアの力を生かしサービスを充実するほか、割安な電気と省エネ家電を組み合わせた提案で総合的に価格競争力を高める。

一部店舗で扱っていたエアコンなどは設置工事の速さやアフターケアの良さを売り物にする。店舗に家電の設置工事ができる人材が多い利点を生かし、家電量販より迅速に商品を届けるという。

東ガスは家電販売を電力契約の獲得拡大の呼び水にする考え。同社の調査によると電力契約の切り替えを検討する消費者は7割を超える。新電力各社は電気契約に合わせてガソリン代やCATVなどの値引きを打ち出している。東ガスも生活回りの商品やサービスを充実して契約増を狙う。

東ガスの電力契約件数は9日時点で約30万600件。同社が獲得した新規契約の約7割がガス器具販売店を通じた営業活動によるという。ただ4月以降は3月に比べ契約の獲得ペースは落ちている。家電の扱いにより営業活動の幅を広げ、16年度に40万件の顧客獲得の早期実現をめざす。

関連記事

最新情報

ページ上部へ戻る