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2015年度 FIT価格固まる!!

2015年度 FIT価格固まる!!●太陽光発電の買取価格は2015年度も下がる、非住宅用は26円が有力

固定価格買取制度の買取価格の見直しが始まった。焦点になる非住宅用の太陽光発電
は1kWhあたり32円から26円へ引き下げる可能性が濃厚だ。住宅用の太陽光も小幅なが
ら37円から36円へ下がる見込みである。そのほかの風力・中小水力・地熱・バイオマ
スは現行の買取価格を維持する。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1501/16/news033.html

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2015年に入って第1回目の「調達価格等算定委員会」が1月15日に開催された。資源エネルギー庁が委員会に示した方針で は、2015年度の買取価格は太陽光だけを引き下げて、それ以外の再生可能エネルギーは現行のまま据え置く。固定価格買取制度が4年目を迎え ることから、最初の3年間に限定したプレミアム価格は廃止する予定だったが、太陽光以外はプレミアム価格を継続する。

 太陽光のうち非住宅用(出力10kW以上)は、2014年度の1kWhあたり32円(税抜き)から6円も下がって26円にな る可能性が大きい。毎年度の買取価格は直近の平均コストなどをもとに算出することになっている。非住宅用は発電設備の導入にかかる資本費が上 昇する一方で、運転維持費が4分の3の水準に低下した(図1)。さらに設備利用率(発電能力に対する実際の発電量)も13%から14%に高 まっている。

 以上の変化を反映して買取価格を算出すると28円になるが、2015年7月から買取制度の4年目に入るためにプレミアムを廃 止する(図2)。買取期間を通じて得られる利潤を算出するIRR(内部収益率)を引き下げることにより、非住宅用の買取価格は26円程度まで 下がる見込みだ。

 プレミアムを廃止する時期は7月だが、その一方で新年度が始まる4月から発電設備ごとの買取価格を確定するタイミングも変わ る。非住宅用の太陽光発電の場合は従来よりも6~9カ月程度は遅くなり、これから申請する発電設備の大半は7月以降に買取価格が確定する。こ のためプレミアムを上乗せしない買取価格が2015年度の適用条件になる。

 

住宅用の太陽光は37円から36円へ

 本来は太陽光以外の買取価格に対してもプレミアムを廃止する必要があるが、固定価格買取制度による導入量が低迷していること から、2015年度も継続する方向だ。資源エネルギー庁の集計によると、太陽光が2012年度と2013年度に年率64.3%の大幅な伸びを 示した一方で、風力とバイオマスは2%台、中小水力は横ばい、地熱はマイナス成長だった(図3)。

 3年目の2014年度に入ってからはバイオマスの導入量が増えてきたほか、中小水力でも成長の兆しが見え始めている。 2015年度もプレミアム価格を維持すれば、バイオマスと中小水力が拡大する。風力と地熱は導入までの期間が長くかかるため、2015年度以 降に運転を開始する発電設備が多い。

 太陽光でも住宅用(出力10kW未満)は最初からプレミアムを上乗せしていなかったために影響はない。ただし発電設備の導入 コストが低下していることを考慮して、2014年度の37円から2015年度は36円に引き下げる可能性が大きい(図4)。


 調達価格等算定委員会では新年度の買取価格(買い取る側にとっては調達価格)を検討して、3月中に最終案を経済産業大臣に提 出する必要がある。経済産業大臣は最終案をそのまま承認することが通例で、委員会は事実上の決定機関になる。これから数回にわたって委員会で 議論を重ねたうえで、3月末までに2015年度の買取価格を決定する。

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