代表コラム

電気を使わないとお金(デマンドレスポンス)がもらえる?

エスイーエー株式会社代表コラム

https://looop-denki.com/low-v/dr-summer/

LOOOPでんきが2021年7月21日(水)より、Looop DRプログラム「真夏の節電大作戦」を実施します。

DRとは、「デマンドレスポンス」の略で、電気の需要(消費)と供給(発電)のバランスをとるために、電力使用量を需要家(電力消費者)が調整し電力の安定供給を図ることを指し、参加者にゲーム感覚で節電を楽しんでいただきながら、今夏予想される全国的な電力不足の解消に貢献します。「真夏の節電大作戦」では、電力の需給がひっ迫すると予想される時間帯を「節電タイム」、より需給がひっ迫する時間を「スーパー節電タイム」として設定し、実施前日の夕方にお知らせメールで通知し、参加者の方に節電タイム内に日常生活に支障のない範囲で節電に励んでいただきます。節電タイム(スーパー節電タイム)内での節電量に応じてAmazonギフト券が特典としてもらえる仕組みです。

現在の太陽光固定買取制度はFIT(フィード・イン・タリフ)といって日中太陽光発電が発電できる快晴時だけ発電した電気を固定の金額で電力会社に売る仕組みですが、いよいよ来年からFIP(フィード・イン・プレミアム)という制度が始まります。さらに電気を購入するごとに3.36円/kWhを国民に負担を強要する再エネ賦課金制度で、3.11東日本大震災以降太陽光発電の設置件数が増加しました。しかし太陽光発電は日中家族全員が家にいない時間にのみ発電できる設備です。一日の中で電気を最も消費する時間は夕食の準備でIHキッチンや電子レンジ、入浴などの時間帯で、夕方から夜にかけて8kWh以上消費します。さらに熱帯夜の晩なら一晩中冷房用エアコンもフル稼働です。こうした気候条件で電力が逼迫するのです。そこで「この時間帯に電気を買わないでいてくれたら御礼にお金を差し上げます」という、LOOOPでんきのように電気を売りたい会社が「電気を買わないでください」という真逆のお願いが、来年4月からスタート予定のFIP制度です。

 

明日の電気料金は今日の昼に決まります。https://kankyo-ichiba.jp/touhoku

JEPX日本卸電力取引所のダイナミックプライシング(市場連動型)の電気料金を基軸に電気の足らない時に日中、EV車や蓄電池に蓄えた電気を使ってくださる家庭にキャッシュバックをするイメージです。

その恩恵を受けられるスマートハウスがSmart2030零和の家®︎なのです。