代表コラム

【Smart2020™、全国に広がる。】

家の価値が変わる2020年の発送電分離、東京オリムピックを迎えて。

 

Smart2020

 

大手ハウスメーカーは、「●●ハウスオーナーズでんき」という名で、顧客によりきめ細やかな建てた後の大きな価値を提案している。建てた後の光熱費を既存電力会社より安くできる提案をして、地球温暖化対策に貢献できる家づくりに是非あなたのご理解を。という提案である。建てる人のステータスという家にも尊厳という大きな価値は持つ人のプライドである。家は安心を買うというコンセプトを徹底的に追及する大手ハウスメーカーを見習い中小ビルダーも覚醒してほしいものである。

家には、イニシャルコストという購入までの建築費用と、ランニングコストという、暮らしてからの維持費や、固定費が絶対に必要である。しかし、中小ビルダーのほとんどが、イニシャルコストだけを提案して建ててからのランニングコストには、全く気配りがないビルダーが多いと感じることと、売れることがゴールを売りにしているコンサルタントが多いことも残念である。高級外車は、オーナードライバーからの紹介がほとんどであると聞く。ドライバーの満足が次の新しい顧客を生むわけである。まさに暮らしてからが本当の満足を生む住宅こそが価値ある住宅供給会社の使命である。

外壁材をタイルにするか、サイディングにするか?10年後にサイディングの劣化に伴う改修費はいくらかかるのか?タイルなら20年は改修費が必要ない。ならば、高くてもタイルにしたほうがいいのではないのか?
という提案は、大手ハウスメーカーのほうが親切ではないのか。しかし、低額所得者には、その金額の差が出ないのも事実である。逆に、今の賃貸生活には必要のない、固定資産税と維持費はどう考えているのか?もクリアにしてほしいものである。ここにきて、本当にこの家を買うべきなのか?という論点が大きな格差を生んでいる。

ならば、2020年以降、国民の暮らしが大きく変わることはガソリン車からEV車への変遷である。「トヨタイズム」を新たなテーマに掲げたトヨタ自動車もその未来姿勢を、ビルダー経営者も見習うべきではないか。
輸送という交通インフラに関しては、国交省も前向きに取り組んでいる。年間交通事故で死亡する原因分析から道路設計で発生する事故も多いという。交通インフラも4Gから5Gに変わることで、より正確な自動操舵運転が可能になるという。東京オリムピック、パラリムピックでは、「東京ゼロ・カーボン・4ディズ」というCO2削減をゼロにするという大イベントが実施される。ガソリン車・ディーゼル車を開会式、閉会式の4日間乗り入れ禁止にするという。都内では、トヨタのジャパンタクシーが最近目立つ。都や国も補助金を出して、新車導入を援助している。こうした環境意識は、住宅にも当然あってしかるべきである。

東日本大震災以降、日本のベースロード電源であった原子力発電が停止した現在は、燃料という石炭、石油、天然ガスに依存している火力発電が代替え電源である。当然、国内で燃焼して発生する二酸化炭素量は原発以上である。一般住宅を建築する顧客自身にも、提供するビルダーにも、そうした「地球環境貢献住宅」の普及に努めていただきたい。

「Smart2020」は、「電気を買わない。停電しない。自給自足の暮らし。」を第一に考えた「地球がよろこぶ家™」なのである。

何なりとお気軽にご相談くださいませ。